GDTの法則とは?セールスライティング必須の9つの欲求を解説

困った君
GDTの法則ってなに?

それを知ってるとどんな役に立つの?

 

この記事ではGDTの法則について解説します。

 

この記事の信頼性

せっきー
僕の経歴と実績を簡単にご紹介します。

副業から始めて、Webマーケビジネス7年目。

現在は独立して沖縄に移住しました。

ブログの実績は

・ブログからの年収は約1,500万円(4サイト運営中)

・ブログから登録されているメール購読者は年間約3,000人

・ブログで貯めた航空会社のマイルは1,000万マイル以上(価値にして1億円以上)

参照ブログ:マイルの錬金術師

・Twitter:フォロワー約11,000人(@sekky1410

主な仕事を紹介しておくと、ブログアフィリエイト、法人/個人のコンサル(仕組化、集客)、法人の集客代行、求人代行、広告運用代行などをやっています。

スタッフや外注は雇わず、基本すべて1人でやっています。

 

さて、GDTの法則を知るとどんなことが起こるのか、

 

それは「文章で人の感情を揺さぶることができる」ようになります。

 

 

どういうことか?

 

例えば、買うつもりのなかった商品を、なぜか衝動買いしたことはないでしょうか?

 

なぜ、衝動買いしてしまったのでしょう??

 

 

それは、GDTの法則によってあなたの感情が刺激され、それを手にすることで自分の欲求が解消すると思ってしまったからです。

 

つまり、GDTの法則を知り、あなたが使いこなせるようになると、あなたから提案された商品を、見込み客は購入したくなってしまう。

 

そういう原理が働く方法になります

 

ご自身でビジネスをされていたり、アフィリエイトなどをされていたら、「そんなことができるなら知りたい」って思うことと思います。

 

サクッと知りたい場合は動画にしてありますので、こちらをご確認ください。

 

さらに詳しく知りたい場合は、下記の内容を読み進めていってみてください。

 

GDTの法則とは?

GDTの法則は、コピーライティングの技術のひとつで、3つの単語の頭文字をとったネーミングになっています。

G:Goal(目標)

D:Desire(欲望)

T:Teaser(本性)

 

人間が本来もっている欲求をG・D・Tからそれぞれ3つずつに分かれ、計9つの欲求に分類されて説明がされています。

 

GDTは、G→D→Tの順で欲求が強くなっていきます。

 

 

人間は、感情で意思決定をし、そのあとに理性で行動を正当化する生き物です。

 

感情が動かなければ、行動に写すことはありません。

 

その感情に揺さぶりをかけるのが、GDTの法則にある9つの欲求になる訳です。

 

 

では、9つについてよく使われるセールスコピーの事例を交えながら解説をします。

※たぶん、見たことあるものが多いので「なるほど」って思ってもらえたら嬉しいです。

 

 

G(Goal):目標

3つの中で一番弱い欲求になります。

 

これは、「人はなるべく楽をしたい」という欲求に基づいています。

 

G(Goal)には3つの欲求があります。

・Time:時間を使いたくない

・Effort:努力をしたくない

・Money:お金を使いたくない

 

 

Time:時間をかけたくない

人は、なるべく時間を使いたくない(手間をかけたくない)と考える生き物です。

 

目標を早く達成できるなら、なるべく早く達成したいと願うものです。

 

時間をかけたくないに対してよく使われるセールスコピー例です。

・1日10分で月収10万円稼げます

・たった1週間でウエストがマイナス5センチ細くなります

 

 

Effort:努力をしたくない

人は、なるべく努力をしたくないと考えています。

 

そりゃ僕だって、努力しないで済むならしたくないのが本音ですから(笑)

 

努力したくないに使われるセールスコピー例です。

・設定をしたら、あとはほったらかしで機械が勝手に働いてくれます

・食事制限をしなくても、飲むだけで痩せまくりです

 

 

Money:お金を使いたくない

人は、なるべくお金を使いたくないし、失うことを恐れています。

 

基本的に、使ったお金以上に見返りを得られる場合に使われます。

 

その欲求に対して使われるセールスコピー例です。

・今の生活にワンポイント工夫してもらえると10万円得できます

・給付金の受け取り方を成果報酬でサポートします

 

 

D(Desire):欲望

D(Desire)はより強い欲求になり、同じく3つに分類されています。

 

人は、人よりも幸せになりたいと思う部分の欲求になります。

 

・Greed:富や名誉が欲しい

・Lust:愛されたい、性欲を満たしたい

・Confort:快適でありたい、悩みを解消したい

 

Greed:富や名誉が欲しい

人間は、他人と比べ「自分は優れている」と思いたい生き物です。

 

お金をもっと稼ぎたい、高級車に乗りたい、タワマンに住みたい、高級ホテルに泊まりたい、ブランド物を持ちたい、全部ここに当てはまる欲求です。

 

「そんなことはない」って思ってるかもしれませんが、深層心理の中ではそういう感情が必ずあります。

 

Greedに使われるセールスコピー例です。

・このコミュニティに入れるのは、選ばれた3%の人だけです

・この高級バッグは、日本に1つしか入荷されていないんです

 

 

Lust:愛されたい、性欲を満たしたい

これも多くの人が抱えている欲求です。

 

男性であれば、「モテたい」「性欲を満たしたい」

女性であれば「美しくありたい」「みんなに愛されたい」

みたいなものです。

 

Lustに使われるセールスコピー例です。

・1日3粒飲むだけで憧れの細マッチョに!モテモテになること間違いなしです

・天然成分由来の化粧水で、10歳若く見られます。

 

 

Confort:快適でありたい、悩みを解消したい

人は、快適な毎日を過ごしたいですし、悩みがあればそれも解消したいと願います。

 

将来の不安(病気、仕事、お金)などもここに含まれます。

 

Confortに使われるセールスコピー例です。

・老後の為に税金の優遇がある積立NISAをはじめませんか?

・今、この副業を始めれば、1年後に会社を辞められます!

 

 

T(Teaser):本性

3つのうち、もっとも強い欲求にあたります。

 

気にしたくなくても、気になってしまうある意味の毒性みたいなものがあります。

 

T(Teaser)には3つの欲求があります。

・Scarcity:希少性

・Curiousity:好奇心

・Controversy:反社会性

 

 

Scarcity:希少性

人間は、数や時間の限りがあるものに弱いです。

 

例的に一番わかりやすいと思います。

・本日限定です

・限定割引価格は、あと3名で終了です

 

 

Curiosity:好奇心

意外性があったり、興味を引かれるものがあると、気になって仕方がなくなります。

 

続きがしりたくなってしまうような心理状態です。

 

事例です。

・レンジだけで簡単にできる、激ウマなバズレシピを公開中

・予約がいっぱいで、3ヶ月先でないと予約できません。

 

 

Controversy:反社会性

常識的に考えられないものや、ドキッとしてしまう過激なものが気になってしまうのが人間です。

 

Twitterなどで炎上してしまっているのは、反社会性の内容に人が反応をしてしまっているからです。

 

週刊誌の表紙や電車の吊り革広告も、この手法を取り入れたものが多いです。

 

セールスコピー例です。

・女子アナが帰宅した後の深夜のヒミツ(週刊誌ネタっぽい感じです)

・驚きの事実がありました。この続きは見ない方があなたの為です。

 

 

実際、どんな使われ方をしているの?

各項目で、簡単なコピー事例を紹介しましたが、さらに日常のどんなところで使われているかもうちょっと事例を紹介したいと思います。

 

わかりやすいのは深夜のテレビショッピング

わかりやすいのが、深夜のテレビショッピングです。

 

例えば、腹筋がバキバキに割れるトレーニング器具の通販をやっている場合、だいたいテレビに映っているのはムキムキの外国人がいい感じにトレーニングしている姿だと思います。

 

仮に、あなたが腹筋を鍛えたいと思っていたとしたらどうでしょう?

 

「心を揺さぶられませんか?」

 

そんなに腹筋割れないだろ!とか思いながら申込みをしてませんか?

 

これに使われているGDTの法則はだいたいこんな感じです。

 

・G→努力したくない(楽したい)

・D→腹筋を割りたい(モテたい)

・T→30分以内に電話で割引(希少性)

 

各項目それぞれフル活用であなたの心を揺さぶってきます。

 

 

人間は、感情で意思決定をし、そのあとに理性で行動を正当化する生き物です。

 

テレビの外国人の腹筋に憧れて、腹筋マシーンを購入し、注文してから「これは間違いじゃない、いいものを買ったんだ!」と自分に言い聞かせをします。

 

 

テレビ通販を例に解説しましたが、これは文章でも同じことができます。

 

文章で商品を販売しようとした場合、前提として「感情が揺さぶられない限り」人は商品を購入することがありません。

 

 

大手企業だって普通に使ってます

深夜のテレビショッピングだけではありません。

 

普通に大手であっても使っています。

 

 

例えば、こちら。

 

サントリーの「セサミンEX」です。

 

たぶん、買ったことはなくても誰でも知ってる商品ではないでしょうか?

 

セサミンのページはGDTの法則だけでなく、セールスライティングの技術がふんだんに使われていて、とても勉強になるので、一度読んでおいて損はないと思います。

 

 

まとめ:GDTの法則は人の欲を刺激して感情をゆさぶるテクニック

GDTの法則について解説してきました。

 

G・D・Tのそれぞれの頭文字の略から命名されており、それぞれ3つずつ計9つの欲求が人間にあることを解説してきました。

Goal(目標) Time(時間をかけたくない) Effort(努力したくない) Money(お金を使いたくない)
Desire(欲望) Greed(富や名誉が欲しい) Lust(愛されたい、性欲を満たしたい) Confort(快適にしたい、悩みを解消したい)
Teaser(本性) Scarcity(希少性) Curiosity(好奇心) Controversy(反社会性)

 

「人間は、感情で意思決定をし、そのあとに理性で行動を正当化する生き物です」

 

行動を即す為には、感情が動かないと行動に移りません

 

その感情を動かすには、人間にある9つの欲求を刺激してあげることが最も効果的というのがGDTの法則の役割でした。

 

 

ただし、GDTの法則は使いすぎると胡散臭くなります。

 

深夜のテレビショッピングなんかは、わざとすぎてアウトに近いです(笑)

 

適度に使うと効果抜群ですので、ぜひ知っておいてください。

 

 

コピーライティングやセールスライティングを学ぶ場合、人間の購買心理や行動心理を知ることがもっとも近道になります。

 

そういった心理原則は、

 

・広告がどのように作られているのか?

 

・どうやったら売れる広告が作れるのか?

 

こういった広告の技術を学ぶことがもっとも深く知識をつけることができます。

 

人の欲求を解説している記事なので、わざとらしいセールスコピーは書きませんが、「現代広告の心理技術101」という書籍は、広告のバイブル的な良書ですので、さらに詳しく学ばれたい場合は、手にとっていただけますと幸いです。

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以上、最後まで閲覧いただきありがとうございました。

 

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