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よくある集客も売上も上がらないブログの事例
Google検索で上位に出てくるトップクラスのブログ運営者さんから、更新記事をSNSで一生懸命拡散しているブロガーさん、ブログランキングやアメブロでブログを毎日更新しているブロガーさんなど、あらゆるジャンルのブログを見てきました。
その中で、アクセスが集まらない(Googleで上位表示できない)ブログの共通点を9つ挙げてみました。
この項目にいずれかでも該当する部分があったら、あなたのブログは集客ができないブログとなってしまう可能性が非常に高いので注意してください。
1.集客や販売が目的なのに日記になっているブログ
インターネットでビジネスをされている方のブログを見ていて気になることがあります。
それは、大半が日記になっているということです。
そもそもが自分の日記のつもりなら問題ないのですが、記事をよく見るとビジネス目的で書かれている節がたくさん見受けられます。
だとすると、その記事は誰の為に書いている記事なのでしょう?
食レポや旅行日記を書いたところで、その記事はFacebookのキラキラ女子の投稿となんら変わりなく、読者が求めている情報はなんなのでしょう?
読者の悩みを知り、適切な答えを導くのが本来の役割のはずです。
記事タイトルに検索を意識した言葉が使われていない
個人事業家によく見られるのが、自己啓発系の記事。
記事の中身はとても良いものだったりするのに、絶対に検索から見つけてもらえない記事の書き方をしている方が実に90%以上いると感じています。
それは、記事のタイトルがキャッチコピー的なものになっていて、SNSやブログランキング向けの記事タイトルの付け方になっていることです。
記事更新をしたその日は、 SNSやブログランキンからのある程度のアクセスがあるかもしれませんが、検索からの流入がない以上、その記事は資産とはとても言えないものとなり、SNSのタイムラインで流れていくコンテンツとなんら変わらなくなってしまうのです。
そうした記事を資産だと思っているなら、大きな勘違いです。
サイトの回遊率を上げれば読まれるの勘違い
そうした記事の書き方をしている場合、サイトの回遊率(ブログ内の記事を次から次へとクリックしてもらう)を上げる為の記事だから、読者に読まれるでしょ!
って思っているかもしれません。
ですが、そもそもサイトを検索から見つけてもらえないのに、回遊率を考えたところで回遊率なんか上がるはずもなく、無意味なのです。
2.記事を量産して、アクセス数が上がるのを見て読まれていると勘違いしている運営者
記事を大量に書く系のノウハウは、実はブログ系ではとても多いのではないでしょうか?
「毎日1〜3記事は更新しましょう」
「最初の3ヶ月で100記事以上のブログにしましょう」
「300記事たまるまでは休まず書き続けてください」
みたいなことを教えられ、とにかく書きまくっているブログ運営者は非常に多いです。
確かに、コンテンツ量(記事数)が多いブログの方がGoogleの評価は高くなります。
しかし、量産を意識するあまり、読むに値しない記事をたくさん作ったところでアクセスは集まらないし、滞在時間も長くはならないのです。
記事をたくさん更新すれば、更新した当日はSNSなどからその分のアクセスがありますので、見せかけのPV(アクセス数)は上がるでしょう。
ですが、アクセス数=読まれているではありません。
クリックされても、30秒で離脱されてしまってはダメなのです。
そういったとにかく数稼ぎで書いた記事というのは、結局は検索に出てこず、誰にも読まれない記事として、ネットの中に埋もれていってしまうのです。
3.自分の商品を売りたいのか、話題性をとってGoogleアドセンスで稼ぎたいのかわからないブログ
自身の商品を紹介したいブログにも関わらず、Googleアドセンスの広告を貼っている運営者もたくさんおられます。
Googleアドセンスで稼ぐことを目的としているのであれば、良いと思います。
Googleアドセンスを貼ることは悪いことではありませんが、広告スペースが表示されるということは、読者にとっての誘惑ですし、広告をクリックされて離脱される可能性が高まります。
Googleアドセンスからの収益は、30〜40万PVで10万円程度ですので、アドセンス専門で稼ぐサイトでないのであれば、一時の小遣い稼ぎの為に余計な広告を表示させることは害でしかないのです。
話題性の記事ばかり書いて気を惹こうとするブロガー
Googleアドセンスで稼ぐことが目的であれば、クリック数が生命線ですので、トレンドを意識した話題性のある記事は有効です。
ですが、自身のメルマガや商品を紹介する為に、話題性を振りまいた記事を書いても読者の心には届きません。
両方を混在させることも、結局なんのブログだかわからなくなってしまうので辞めておいたほうが無難でしょう。
4.サイドバーがバナー広告だらけのブログ
トップページや記事を開くと、サイドバーがアフィリエイトの広告だらけというブログ。
サイドバーは、使い方次第で非常に効果のあるスペースではありますが、広告だらけのサイドバーを見て、読者はどう感じるでしょうか?
私だったら、サイドバーにある広告からは絶対に登録しないです。
理由は簡単、登録(購入)するメリットがわからないからです。
紹介者になんらかのメリットがあるのはわかります。
ですが、私へのメリットが全くわかりません。
ビジネスというのは、お互いにWin-Winであるべきです。
「広告から登録(購入)したら、割引やポイントがもらえるじゃないですか?」
って思うかもしれません。
確かにそうです。ですが、
「ここから登録したらサンプルが無料でもらえます」
って広告に書いてあったって、そこから先の未来にどんなことがあるのかまったく想像ができないと思います。
「ここから登録(購入)したら、あなたにこんなにいいことが起こります!」
未来をイメージさせ、メリットを十分に感じさせてもらえるから、登録したいと思うわけです。
なので、私は自分の知らない情報を教えてくれて、その情報によって自分がより豊かになるものであれば、その情報を提供してくれたサイトから喜んで登録(購入)をしたいと思っています。
記事の中も、ロクな説明もなく広告だらけっていうのも同じパターンです。
見る側が不快になりますので、そういうブログの構成はやめるべきと思います。
5.読者は結論を知りたいのに、明確な結論を提示していないブログ記事
読者は、検索結果に表示されるタイトルを見て、その記事を読むかどうかを判断します。
「この記事を見たら、知りたいことがわかりそう!」
そう思ってクリックしてもらったにも関わらず、あれもいい、これもいいと色々解説されていて、結局どれなの?というのがわからない記事というのは意外に少なくありません。
メンテナンス性を考慮してそういう構成になってしまっているのかもしれませんが、逆効果です。
「この中からお好きなのを選んでください」
ではダメなのです。
「今ならこれ!!」
という明確な結論を明示してあげなければ読者は選べません。
いつまでも結論を言わないで途中で離脱されてしまうブログ記事
また、滞在時間を引き伸ばすために、永遠と細かな解説をし続けて結論をいつまでも言わないのも不親切な記事だと思います。
読者だって暇じゃなく、知りたいのは答えです。
いつまでも、答えのわからない記事を読まされるのは、読者にとっての離脱する理由になり得ます。
まずは、結論を最初に教えてあげるのが記事の書き方として親切な書き方だと私は思います。
結論を言った上で、なぜそうなのかを説明すれば良いのです。
答えを知った上であれば、その理由についてもすんなり受け入れてもらえ、成約してもらえう可能性も上がるものと思います。
6.おすすめしたいのに申し込みフォームがどこにあるのかわからないブログ
申し込みフォームがどこにあるのかわからないことは、致命的です。
「欲しい、買いたい!」って思ってもらえているのに、どこから申し込んだら良いのかわからない訳ですから。
よく見ると、小さくリンクが用意されていたり、ひどいものだと申し込みリンクがないものがあったりします。
売り込み感を出したくないから控えめにしているのかもしれません。
ですが、販売(紹介)するつもりで記事を書いているのであれば、申し込みフォームは一番大きく、わかりやすく表示しておかなければ、欲しいと思っている読者に対して不親切です。
7.ブログ村等のランキングサイトの住人と相互コメントをすることに一生懸命のブロガー
アフィリエイターに多い気がしていますが、これをしている人は申し訳ないですが私には理解不能です。
なんか意味があるのでしょうか?
仮に、毎日同じ人と交流してブログに訪問してもらったところで、売り上げなんてあがるはずもありません。
私は、「こんにちは!」って毎日挨拶コメントを残されても、ネット上の変な交流は苦手なので、ブログにはコメントをできないようにしています。
だって、挨拶ってお互いの顔を見てするものです。
私は自分の住んでいるマンションの住人とすれ違ったら必ず挨拶をしますが、ネット上の見返りを求められているような挨拶は、こちらから訪問できないのでゴメンなさいです。
見返りを求めて挨拶まわりをしているなら、時間の無駄以外のなにものでもありません。
タダ働きしているのとまったく同じなので、挨拶をしている時間があったら、どういう記事を書いたら検索からアクセスを集められるかを考えることに時間を使うべきです。
8.Facebook等のSNSにリンクを掲載して「いいね」がついて喜んでいるブロガー
FacebookやTwitterに記事リンクの投稿をして、「いいね」がついて喜んでいる方も意外といらっしゃいます。
「いいね」がついても、記事が読まれた訳ではありません。
喜ぶのは、検索で上位に表示されたり、売り上げが上がってからにしましょう!
SNSに記事を拡散することは、アクセス数を稼ぐ方法として一般的に使われていますが、お友達やフォロワーの数に比例してしまい、大きな効果が見込めるかというと中々思うようには上がらないものです。
小細工をするよりも、はやり検索から見つけてもらう方がアクセス数は爆発的に上がりますので、時間をかけてでも検索にヒットする記事をコツコツ書く方が、遠いようで近道になるのです。
9.期間限定をアピールして誰向けに書いているのかメリットが不明なブログ記事
ポイントサイトのアフィリエイトにありがちですが、
「◯日まで!10,000円相当キャッシュバックキャンペーン中」
みたいな記事を見かけます。
これは、一体誰向けの記事なのかを考えてみました。
この案件に興味があって申し込みをしたい人は、この記事に興味を持たないはずです。
なぜなら、これから申し込みを検討している人は、この記事タイトルでは検索で見つけられない…
この記事タイトルに興味を持つのは、すでにこのポイントサイトの会員になっている方にしか目に留まらないからです。
仮に、この記事がきっかけで申し込みをされても、あなたのアフィリエイト報酬にはならないのです。
ブログで稼ぐなら正しい書き方を学ばなければ永遠に成果は出ない
よくあるアクセスの集まらない事例を9つ紹介してきましたが、もしあなたのブログやホームページがこのどれかに当てはまるのであれば、運営方法を見直さなければありません。
今の考えを改め、正しい運営方法を身につけなければ永遠に成果は出ないからです。
初心者はデザインにこだわってはいけない
初心者がやりがちなのは、サイトのデザインにこだわることです。
人気ブログなどは、見た目もオシャレでかっこいいデザインになっていることが多く、そういう見た目の良いサイトでないとダメなんじゃないかと考えがちです。
そのため、見た目をよくするために、時間をかけてカスタマイズしたり、外注して高額な費用を払って制作してもらったりしている方があとを絶ちません。
ですが、よく考えて欲しいことは、読者が求めていることはなんでしょう?
オシャレなデザインのサイトに訪れたいと考えているでしょうか?
読者が欲しいのは、「情報」です。
正確で優良な情報が欲しいのです。
ブランディングイメージを作る為にデザインをキレイにすることを否定はしませんが、読者にとってデザインは二の次なのです。
その証明をする為に、当サイトはヘッダー画像すらつけずにシンプルなデザインを貫こうと思います(笑)
記事数を増やすより、読んでもらうことの方が大切
「ブログはとにかく記事数が多い方が良い!」
その考えを今すぐに捨ててください。
読まれない記事(読まれても30秒)を100個、200個と量産するくらいでしたら、正確な情報を提供し、5分読まれる記事を10個、20個書くようにしてください。
平均滞在時間の長い記事は、Googleが読者にとって有益なサイトと判断し、少しずつ検索順位も改善していきます。
なにより読んでもらえるということは、それだけ読者のお役に立てているということです。
お役に立てない量産記事というのは、検索で見つけてもらう以前に、迷惑でしかないのです。