ビジネスをしようとした場合、実店舗集客、ネットショップ、アフィリエイト、セミナー販売いかなるものにおいてもインターネットを使った集客をすることは当たり前となっています。
法人であっても、個人であってもたくさんの方が様々な方法で集客を実践し、私が見ている限りではネット集客に成功している方は、ほんの一部ではないかと推測しています。
それくらい、間違えた使い方をしていたり、使い方が荒いパターンが非常に多いです。
私自身、インターネットを使ったビジネスを4年以上行ってきて、売上こそは毎月安定させることができていますが、集客という点に関しては、不安と隣り合わせの状態が続きずっと悩み続けてきました。
そんな私が色々試してきた中で、集客リッチになった「ブログを使った」Web集客の方法をこの一記事にまとめていきますので、最後までお付き合いいただけますと幸いです。
目次
インターネットを使えばほったらかし集客も夢ではない
インターネットで集客を正しく行うと、ほったらかしで集客をすることも可能になります。
インターネットで集客と一言でいっても、使い方は多種多様あり、集客方法の基本としてはSNS集客、広告による集客、ブログ等を使ったWeb集客などが挙げられます。
メインの話に入る前に、簡単にそれらの特徴をご説明します。
SNSによる集客
SNSは、代表的なものを挙げればFacebook、Twitter、インスタグラム、YouTubeなどがあり、それぞれ特徴も異なりますし、利用している年齢層、性別も異なります。
YouTubeを除き、基本的に新規のお客様を集めようとした場合にはスパム的な友達申請やフォローを繰り返し行うことが効果を出しやすい傾向にあります。(スパム行為は規約上違反行為になります)
なので、新規の見込み客をたくさん集めようとすると、それだけアカウントが凍結されて失うリスクを背負わなければなりません。
Facebookは、実名、顔出しが基本となっていて、年齢層は割と高め。
Twitterは、ニックネームでの参加者が多く、10代、20代に人気があります。
インスタグラムは、写真を投稿するシンプルな作りになっており、20代の女性に特に人気があるSNSとなっています。
あなたの提供している商品を宣伝する場合、最低でも各SNSにはどんなユーザーが利用しているのかを理解しておかなければなりません。
「インスタって流行ってるので集客に使えますか?」
って聞かれることがありますが、
そもそも
「あなたの商品は20代の女性に需要がある商品でしょうか?」
「あなたの商品は写真で投稿して映えるものでしょうか?」
ということすら考えないで利用しようとしているケースが意外に多いです。
広告による集客
広告による集客も効果的です。
PPC広告やFacebook広告などが一般的にインターネットを使った広告が一般的ですが、YouTube広告、Twitter広告、インスタグラム広告とあらゆる媒体から広告を出稿することができます。
金額も、新聞や雑誌に出すのとは違って100円から出すことができるので、広告のデザインや言葉などを変更しながら、反応のよい条件が見つけられるまで少額で試しながら反応を探ることができるのが特徴です。
広告費に対して、売り上げが上回るような条件を見つけられれば、ガンガン広告を出して集客することはとても効率的ですのでオススメできます。
ブログなどのWebサイトからの集客
自前のサイトを作る場合、維持費用として月に1,500円程度かかりますが、検索からお客様に見つけてもらい、選んでもらえるという観点から費用対効果は抜群です。
特にブログを利用した場合の効果は絶大で、SNSの様にアカウントの凍結リスクを抱える必要もありませんし、莫大な広告費用をかける必要もありません。
今や1人1台スマホを持っていますので、GoogleやYahooなどの検索エンジンから調べ物をするというのは一般的となっており、あなたのサービスを見つけてもらうことは容易なことです。
お客様は、勝手に検索で調べ、勝手にあなたのサービスにお申し込みをしていただける。
言わばほったらかしの集客が可能となりますので、あなたがするべきことは最高のサービスを提供することだけになるのです。
ほったらかしで見込み客を集めるのはブログ集客が向いている
事業をしている以上、お客様がいなければ成り立ちませんが、そのお客様をどうやって集めるか?
これは売り上げに悩むすべての方にとっての永遠の悩みではないでしょうか。
私は、ブログを使った集客をマスターするまで、集客に対する不安を常に持ち続けてきました。
なので、ほったらかしで集客をし続けてくれるブログの存在は私にとっての救世主でした。
ブログ集客のコツは、検索エンジンで上位表示させること
ブログで集客をする場合、肝となるのは検索とのお付き合いの仕方です。
検索されるニーズがあっても、Google等で上位に表示されなければ見つけてもらうことはできません。(狙うべきは、Googleで検索した際に1ページ目や2ページ目に表示されること)
検索結果で1ページ目(トップ10以内)などの上位に表示することができれば、もはや入れ食い状態といっても過言ではありませんが、数多いるライバルを差し置いてそんなことが可能なのか?
そのコツについて順番に説明をしていきます。
多くのサイト運営者が間違えている運営方法
私は、集客に特化したブログやアフィリエイトブログを運営していますが、たくさんのライバルサイトを見てきて、正しく運営されているブログはごく一部だということを知りました。
私のところに相談に来られるブログ運営者の方のサイトを見せていただくことがありますが、なにを教えてもらってきたのだろうと目を疑いたくなるようなサイトを見せられることも少なくありません。
とても高額な外注制作費やコンサルサポート費用を払って作ったものとは思えない作り方をしている運営者が多く、教える側のスキルにも疑問を感じることが少なくありません。
90%以上の運営者の間違いはアメブロとブログ村を見ればわかる
一番売り上げが上がらないパターンのブログは、アメブロやブログ村等のランキングサイトに参加されている方のブログを見るとよくわかります。
自身のセミナー、教室、サロンへのご案内や、アフィリエイトをしているブログに多いのが、「誰に向けて書いているのかわからない記事」が非常に多いということ。
提供したい商品、サービスがあるわけだから、それを求めている人は絶対にいるはず。
でも、その求めている人に向けた書き方が一切されていないブログ記事が圧倒的に多く見受けられ、これでは絶対に集客はできません。
どこを見ればいいのか?ですが、「記事タイトル」です。
「【東京開催】◯月◯日 ◯◯セミナー(お茶会)開催」
「◯日まで!◯◯を申し込むと10,000円キャッシュバック!!」
みたいな記事タイトルを見かけたことはありませんか?(もしくは付けていませんか?)
この記事は誰に向けて書いていて、どうやって見つけてもらうのかがまったく考えられていない記事タイトルなのです。
アメブロでセミナーやお茶会集客をしている方は、検索からの流入が起こりにくいので、Facebookやインスタを併用して、自撮りや自己ブランディングを毎日欠かさずにして、超時給仕事をするのがお決まりパターンになっています。
要は、アメブロで集客しているのではなく、ほとんどをSNSからの集客に頼っているということになるのです。
アメブロは、無料で使えますし、はじめてブログを書く方には扱いやすい仕様になっているので多くの方が取り組みますが、書くだけ時間のムダになりますのでやっては絶対にいけません。
理由を知りたい場合は、こちらの記事も合わせてご確認ください。
記事を量産して増やせば良いのか?
記事の量産を基本としているノウハウも多いです。
「毎日最低1記事書きましょう。できれば3記事が目標です」
「300記事あるブログを目指しましょう」
ということを教えられてブログ運営をされている方も少なくありません。
※Googleアドセンスを使ったトレンドアフィリエイトをする場合を除く
記事の量産をすることは悪くありませんが、量産しただけではGoogleは評価をしてくれません。
中身のない、質の悪い記事を200、300書いたところで、まったく検索で上位に表示されることはないのです。
それであれば、中身のしっかりした濃い記事を20〜30記事書く方が効果は高いのです。
中身のある記事を書き続けて、時間をかけた結果200や300記事になったのであれば、そのブログは相当強いブログになれることと思います。
ですが、短期間でとにかく焦って結果を求めて記事数稼ぎの為に書いた記事では、ライバルとは戦えないのです。
Googleで上位表示させる効果抜群なブログ(ホームページ)を作る方法
ここからは、Googleで上位表示をさせて、集客し続けられるブログの作り方について解説していきます。
そもそもGoogleはなにを評価して順位を決めるのか?
Googleの評価基準は大きく2つです。
・アクセス数
・滞在時間
細かな部分は置いておいて、基本的なこの2つをしっかり抑えておけば問題ないのですが、これができているサイトはすごく少ないです。
アクセスを集めるには、検索から見つけてもらう工夫が必要ですし、滞在時間は読まれなければ長くなることはありません。
ですので、店舗のホームページなどで上位になれない理由は、「サービス名」などから集めて、サイト内の巡回させる導線は上手に作られているので一定のアクセスは集めることができます。
しかし、各ページの滞在時間は1分未満になる作りになっているホームページがほとんどで、滞在時間を考慮されていない作りになっていないのです。
検索から見つけてもらう記事タイトルを考える
検索から見つけてもらうにはどうするべきか?
それは、「記事タイトルに検索に使う言葉を入れる」ことです。
なにかを検索する時に、検索窓に打ち込む言葉があると思います。
そのキーワードを記事タイトルに盛り込むのです。
キーワードの選定は、お客様の気持ちになることが大切です。
「これからサービスに申し込む気が満々な人」はどんな言葉で検索をするのか?
そのキーワードを知り、記事タイトルに盛り込んでいくのです。
キーワード数は多い方が有利に働きますので、1つ2つでなく、可能な限り入れることをオススメします。
精読される記事を書くこと
サラッと読まれる記事ではなく、しっかり腰を据えて読まれる記事を書くことが必要です。
スマホで検索して、スマホで読む読者が多いので、サラサラっとスワイプされて終わってしまうような記事では30秒で離脱されてしまいます。
その記事1つを読めば、問題としている悩みを解決できるようなしっかりした記事を書くようにしてください。
目安として、平均滞在時間3分を超える記事にすることを目標とします。
Googleは、有益な記事かどうかを滞在時間で評価します。
滞在時間が短い=有益な情報ではない。
滞在時間が長い=有益な情報である
そう見なされますので、毎日欠かさず更新することが大切なのではなく、ちゃんと読まれる有益な記事を書くことにこれからは注力するようにしてください。
検索から結論までの流れをしっかり作る
記事を書く前に、どういう悩みを持った方に検索してもらうか?
記事を開いてくれた読者には、どういう行動をしてもらうか?
集客をする。売り上げを立てる記事を書くのであれば、入口から出口までをしっかり練って書く必要があります。
その上で必要な要素を下記で説明します。
オリジナル要素をなるべく盛り込む
オリジナル要素というと難しく感じるかもしれません。
簡単な自分の体験内容、体験が難しければ体験している人に取材をする、レビューを書くようにすることです。
体験やレビューというのは、他の方に真似ができないものとなりますので、内容が他のブログと重複してしまうものであったとしても、あなた自身の体験や感想があればその部分というのはオリジナル性が出て読むに価するものとなります。
オリジナル性を出せるかどうかが、差別化を図る意味で最も簡単な部分になってきますので、少しでも良いので記事の中に盛り込むようにしてください。
記事ごとの結論はなにか?
記事の結論はなんなのかを明確にすることです。
結論がよくわからない、不明確なブログって意外に多いものです。
読者が求めているものは何なのかを汲み取り、適確な答えを導いてあげる必要があります。
あれもこれもで結局はどれがいいのかわからない記事では、途中で読者に離脱されてしまうことでしょう。
また、結論はなるべく早く書いた方が、読者にとっても優しいです。
順を追って解説することも大切ですが、読者が知りたいのは答えです。
答えを明確にした上で、なぜそうなのかを解説した方が精読率は上がります。
アクセス数だけにとらわれない
ブログで集客を行う場合、記事を検索エンジンで上位に表示させてアクセス数を増やす必要がありますが、最初からアクセス数を上げることを意識することはありません。
作りたてのブログの場合、検索エンジンでは上位表示しずらいので、どうしても一生懸命書いた記事もほとんどアクセスされません。
ブログ村等のランキングサイトに登録しておくと、ブログ村からのアクセス流入があり、作りたてのブログであってもたくさんのアクセスを集められる場合がありますが、この方法はオススメしません。
なぜかというと、ランキングサイトからアクセスがあるなら、そこの住人にウケる記事を書きがちになるからです。
検索からの流入を考えて作った記事は、結果的に多くの読者の目に留めることができるのですが、ランキングサイトを意識したブログを構築してしまうと、記事タイトルや記事の構成がブログランキング向けになってしまい、結果として検索から見つけてもらえる記事ではなくなってしまうのです。
なので、作りたてのブログの場合、アクセスを呼び込むのは捨てて、将来に向けた中身の濃い記事作成に取り組むことを推奨します。
ワードプレスでブログ運営をすることを勧めるメリット!
ブログをこれから新規で作るなら、ワードプレスで作ることです。
アメブロ等の無料ブログを利用するのは、検索エンジンでの上位表示に弱いので結果としてワードプレスでの作り直しが迫られます。
初心者にはワードプレスは難しいと言われがちですが、最近はテンプレートもカスタマイズをほとんどしなくても使えるものが増えてきています。
そして、ブログ運営者の多くは、凝ったデザイン、素敵でオシャレなデザインのブログの方がお客様にウケると思い込んで、時間をかけてデザインを作りこんだり、外注で高額な作成費をかけて作る方があとを絶ちませんが、そういったものはまったく不要です。
なぜなら、検索から記事が読まれる場合、ブログのトップページは見られないからです。
ちなみに、私のブログはヘッダー画像すらない、ほとんどカスタマイズをしていない仕様になっています。
このデザインで成果が出ているなら、凝ったデザインとアクセス数や売り上げは比例しないと感覚的にご理解いただけるのでは?と思います。
記事のメンテナンスをしっかりする
新規の記事を書き続けるだけでなく、定期的な記事の見直し、古い情報の更新をするようにしてください。
そうすることによって、過去に書いた記事の資産価値もどんどん高くなっていきます。
記事は使い捨てにするのではなく、長く利用できる構成にして、メンテナンスをしながら使い続ける方が効率的です。
車を所有していると思ってもらえれば分かりやすいと思います。
車は定期的にオイル交換をするし、タイヤなどの消耗品が古くなれば新しいものに交換します。
適切なメンテナンスをしていれば、いつまでの良い状態を保っておけます。
ブログ記事もそれと同じような扱いをしてもらえたら、記事を量産しまくって使い捨てにしていくよりも、年数が経てばたつほど磨かれていき、クラシックカーの様な価値を見出すのです。
読者を増やすにはメルマガやライン@へ登録を促す
集客を考えるなら、ブログからメールマガジンやLINE@への登録を促すべきです。
ブログは基本的に受けの媒体なので、一度訪れてくれた読者が2度目の訪問をしてくれるかわかりません。
ですが、読者のリストを獲得することにより、こちらからプッシュしていくことができます。
記事を更新すれば、更新情報を送ってアクセスを呼び込めます。
販売したい商品があったり、アフィリエイトしたいものがあれば、メールやLINEでお客様にアプローチすることができます。
インターネットでビジネスをしていく上で、このリストの数が生命線といっても過言ではありません。
飲食店、サロン経営している実店舗だって同じ
実店舗を経営されている場合も同じです。
こうしたメールやLINEのリストを積極的に取得して有効活用することは新規獲得、リピートなど売り上げアップにダイレクトにつながります。
ですが、私が日頃生活をしていて感じることは、上手に活用している店舗はまだまだ少ないのが現状です。
メールセミナーの中で効果を出す
ただメールマガジンやLINEに登録してもらうのではなく、予め配信設定をしたステップメールを組むことです。
登録者に毎日決まった配信をすることで、読者はあなたの商品に対しての知識を養っていくことができます。
ブログ単体でも商品の制約は可能ですが、ブログとメール(LINE)での販売比率は、2:8になるとも言われています。
それくらい、こちらからプッシュしていくことに効果は高いので必ず読者のリストを獲得し、必要なメッセージを送る仕組みを構築することをオススメします。
ほったらかし集客の極意は、検索から記事を読んでもらって、メールマガジンに登録してもらって、自動配信のメールセミナーを読んでもらって、勝手に成約していってもらうことにあります。
インターネットを使ったビジネスの最高のメリットは、インターネットを使って更に時給仕事を増やすのではなく、集客から販売を自動で行うことが最大のメリットなのです。